At Sol, one part of the wall is painted in magenta.
This color, discovered by Goethe, is a combination of red and violet,
which respectively are the lowest and highest colors of the visible spectrum.
Red is most heavy with long wavelengths signifying Roughness.
Violet is light with short wavelengths signifying Delicateness.
Hence, in Japan, violet is commonly used to represent the highest rank.
The words, “reason is formed by the height of culture and the height of animality” represent this ideology;
when the extremities of the vulgar and the refined exist, instead of combining both and diving it in half,
it is the intuition of going both directions simultaneously.
This is what is referred to as the Middle Way in Buddhism, meaning when exact opposites exist,
one does not take what is in the center but encloses them both.
Sol’s aim to synthesize the man-made, contemporary and western, with the natural, antique and eastern,
alludes to the meaning of the color magenta, which signifies a mixture of opposite colors.
Thus, magenta is the symbol of the Middle Way.

CONCEPT コンセプト

FLOOR CONCEPT (2000.1-2006.10)

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Photos : Masako Nakagawa

なにげなく日常を過ごしていて、気持ちいいなと感じるものを羅列していくと、
いろんな国のもの、いろんな時代のものが登場してきます。
Floorでは、食べ物も、食器も、音楽も、家具も、その羅列の集積で、いろんな要素が入り込んできます。
その統一性の底に、今の日本を沈ませておきたいと思っています。
それは日本的なものというのではなく、いろんな文化の集体が、新たな形を生み出して、
形容するとやっぱり日本、ということであって欲しいという願望です。

東京・吉祥寺Floorの第二幕として、京都・二条城 “Sol” が誕生しました。
Solとは、Floorのフランス語になります。

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Photos : Ariko Inaoka

SOL CONCEPT (2011.3-)

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Photos : Masako Nakagawa

Solの一部の壁面の色は、マジェンタです。
ゲーテが発見したとされるその色は、可視光線で最下位の赤と、最上位の紫が合わさった色。
赤が一番重く=波長が長い=雑、紫が軽い=波長が短い=繊細。
よって日本の最高位の色は、紫とされるのです。
これは、「獣性の極みと教養の極みを一として道理となす」という言葉に通じます。
下品の極みと上品の極み、それを足して二で割るのではなく、その両方を同時にいく感覚。
これが仏教でいう中道、即ち、単に真ん中なのではなくて、真逆同士を内包しているという意味。
人工物・最新・西洋的なものと自然物・骨董・東洋的なものの融合を目指すことを、
真逆の色の混じり合ったマジェンタという色の持つ意味性と捉え、中道の象徴としました。

また、Solとは、アイスランド語の太陽も意味します。
日本は、天照大神(=大日如来ともされる)のおわします国、正に日出ずる国。
神道における、またそれと一時的であったとしても融合した仏教の宇宙観、
またその精神性とそこから派生する文化を、追求・発信していきたいと思っています。