器談義
- DATE : 2008.11.21
- Cat : chezの独り言
以前ちょっといい感じの器を見つけてて、Tocoに置いてみたいな~と思ってたんやけど、その作家さんと連絡が取れて、本日お会いすることに。
そういや、leeちゃんは既にこの作家さんの器を買ってたみたい。なかなかお目が高いじゃないですか!って感じ。器なんぞにさして興味なんてなかったはずやのに、人の眼って変わるもんです。
真木さんでお昼食べながら、いろいろお話ししました。
その後、Tocoを見てもらって、更にド☆ピンクに場所を移して、まだまだお話。
器。
それだけに限らず、なにかしらの作品には、どんなに隠そうが、その人となりは表れる。
人の評価を気にして創られたものと、自分の中の理想を形に落とし込んだもの。
流行や利便性やありもしない大衆を意識したものと、歴史に裏付けられたもの達の持つ共通性を分解して再構築させたもの。
今は大衆の動く先を読む嗅覚をセンスと呼ぶのかもしれないけど、本来はその違いを見抜く眼をセンスと呼ぶのだと信じたい。
かわいいものが、好き。シンプルなものが、好き。ホンマか?と思う。
かわいいものも、好き。シンプルなものも、好き。その間違いなんじゃないのって思う。
新しいとか古いとか、西洋とか東洋とか、クラシックだとかポップだとか、シンプルだとかデコラティブだとか、そんなのどれもアリに決まってる。それらを縦軸に置いて、横軸に自分を置けば、一見バラバラに見えても、自分というフィルターが統一感を生み出すのにって思う。
ストイックっていうのはスタイルなのではなく、果ての境地なのだと思う。欲を持ってるのに無理して抑圧するのではなく、やり尽くした先に欲がなくなった状態。それは全く違うもの。
どうせ切るなら、縦ではなく、横でお願いしたいと思います。
ということで、次の竃が上がったら、見せてもらいに行くことになりました。きっと年明けになるけど、入荷したらNewsにアップ致します。Tocoへお越し頂く皆さんはきっと好きなはず。
KIN17 赤い自己存在の地球 形 明らかにする 測る 舵取り 発展させる 共時性