真昼の月
- DATE : 2008.11.20
- Cat : chezの独り言
陽が落ちるのが早いので、撮影も早くから始めましょう、と9:00スタート。っても別に早くもないけど、あきる野で撮影ってことは、編集さんやカメラマンさんは結構な早起きなはず。実際、習志野在住のライターさんは5:30に家を出たと。スミマセン。
駅までお迎えに行こうと表に出たら、
赤っ。目が覚めたわ。
自然の創り出す色ってすごいね。
で、そのライターさん、星のソムリエらしい。なんやそれ?どうもそんな資格があるらしいのです。ド☆ピンクに着くなり、あそこに星が見えるよって朝の光の中に星を見つけてはりました。さすが。で、その星のソムリエに至る切っ掛けは、マヤ暦だったそう。マヤ切っ掛けで星へ進むのかーって感じ。ちょっと新鮮。マヤ暦に関する本は結構出てるので、気になる方は一読を。
現在のグレゴリオ歴は、1年12ヶ月。1ヶ月は30日か31日、そのうちの1ヶ月はなぜか28日で、しかも4年に1回29日になったりして、どうもスッキリしない、ってかややこしい。なんでそんなことになってんの?って感じ。
月は地球が太陽を1周する間に13周する。地球が太陽を1周するのは365日。月が地球を1周するのは28日。じゃ1年13ヶ月って考えてみたらどう?だって1ヶ月ってその名の通り、『月』なわけでしょ?
月の満ち欠けは、海の満ち干を生み出し、女性の月経は、その名の通り月の影響を受ける。マヤの考え方を取り入れて、月のリズムを意識してみると、体のバランス取れてくるのかもね。って今回の撮影は、その提案を形にするお手伝いやったわけやけど。
もうちょっと考えてみます。1日という単位は、地球の自転1周分。1年という単位は、地球が太陽を1周する時間。では1ヶ月という単位ってどっから来たの?地球が太陽を回る1年を12等分したに過ぎないってこと?
なんで1日は24時間?なんで1時間は60分?時間はそんなに一定に訪れて過ぎてくものなの?
そもそも西暦ってなによ?紀元前=B.C.=ビフォー・キリストよね。なんじゃそりゃ。警察あたりで書類を書く際は元号で書かされるけど、基本西暦で動いてるもんね。キリストになんら恨みはないけど、ワシ仏教徒なんやけどね。
1年が13ヶ月ではなく、なんで12ヶ月になったのか、誰が定めたのかわからんけど、13って数字は、キリストが殺された日が13日やったってことで禁忌なわけで、なんだかそんな心理を悪利用して、人のリズムを狂わす仕掛け?とか思ったり思わなかったり。その辺のことは、中丸薫あたりを読めば黒い世界が見えてオモロいです。
人間がいくら賢くなろうとも、自然物であることからは逃げられない。その自然物は、満ち潮で生まれ、引き潮で息を引き取るらしい。その潮の満ち干は、重複するけど、月の満ち欠けにイコール。
息を引き取る、その言葉の表すように人生は息を吸って終わる。また生まれる時は、オギャーと息を吐くことから始まる。吸ってから吐くのではなく、吐いてから吸うのです。その意味、少し考えてみませんか?