At Sol, one part of the wall is painted in magenta.
This color, discovered by Goethe, is a combination of red and violet,
which respectively are the lowest and highest colors of the visible spectrum.
Red is most heavy with long wavelengths signifying Roughness.
Violet is light with short wavelengths signifying Delicateness.
Hence, in Japan, violet is commonly used to represent the highest rank.
The words, “reason is formed by the height of culture and the height of animality” represent this ideology;
when the extremities of the vulgar and the refined exist, instead of combining both and diving it in half,
it is the intuition of going both directions simultaneously.
This is what is referred to as the Middle Way in Buddhism, meaning when exact opposites exist,
one does not take what is in the center but encloses them both.
Sol’s aim to synthesize the man-made, contemporary and western, with the natural, antique and eastern,
alludes to the meaning of the color magenta, which signifies a mixture of opposite colors.
Thus, magenta is the symbol of the Middle Way.

BLOG ブログ

1月

『火遊び』展 -葉渡莉プレ15周年企画-

陶芸家・石井啓一とキャンドル・アーティスト・鈴木りえの『火』をテーマにした展示会です。

各週末にはキャンドルナイト、また最終週末にはサックスプレイヤー・大石将紀による、『火』をテーマにしたライブも催します。

2012.3.17(土)-25(日)

*3.22(水) 休

10:00-17:30

@べんがらや 

石川県加賀市山代温泉通 59 (『葉渡莉』はす向かい)

作家在廊日

石井啓一 3.23(金)24(土)25(日)

鈴木りえ 3.17(土)18(日)23(金)24(土)25(日)

大石将紀スペシャルライブ

3.24(土)& 25(日)

21:00-21:20

@総湯前広場

*雨天の場合、葉渡莉内のステージにて行います。

火が完成させる陶芸と、火を灯すことで見せるロウソク。

火は人を不幸にも幸福にもします。

ともすると人の命を奪うこともある火ですが、

僕たちはそれを使って楽しくなる事ばかりを考えています。

良くも悪くも「火遊びの達人」。

べんがら屋の朱色のギャラリーで何を見せようか、ワクワクしています。

石井啓一・鈴木りえ

陶芸家・石井啓一 (http://teto-net.com/

キャンドル・アーティスト 鈴木りえ (http://rinn-to-hitsuji.com/

サックス・プレイヤー 大石将紀 (http://www.m-oishi.com/)

問い合わせ先

加賀山代温泉 

葉渡莉

TEL 0761-77-8200

URL http://hatori.jp/

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上記の企画とディスプレイのお手伝いをさせてもらってます。

葉渡莉・萬谷くんは友人の友人で紹介されてのお付き合い、Ledy Kagaの仕掛人の1人。ふわっとしてそうで、中身は結構アツいヤツ、な印象。これ切っ掛けにいろいろとやっていけたらいいなと思ってます。

第1弾は、昨年のSolでの展示会やイベントでの繋がり、8月『揺らぎの刺繍』展のrinnちゃん、11月『上ル』展の石井ちゃん、『THE ZEN KAI』での将紀、が、山代で。

今回のフライヤーの写真は亜里子撮影、デザインはHalさん。間もなく上がります。

少し遠くはありますが、温泉も、須田菁華窯も、北大路魯山人寓居跡『いろは草庵』もあり、なんといっても、Lady Kagaがお出迎え!

春分にお出掛け、企画してみて下さい。

Sol

2012/01/26

茶の宇宙 修正版

(原文)

その葉を発酵させたものが紅茶、半発酵させたものが烏龍茶、未発酵のものが日本茶。

日本茶の場合、葉の収穫から20時間以内に蒸し、発酵をさせないことで、鮮やかな緑を保ち、甘さを閉じ込める。

(修正)

日本茶は、加熱処理(蒸す)を施すことによって「酸化酵素」の働きを止める。(=成分変化をストップさせる)さらに詳しくいうと酸化酵素の働きをストップさせることによって、茶葉に緑が残り、また生の葉に近い成分(特にビタミンC)も残る。

このビタミンCの含有率は、同じチャノキを使う紅茶やウーロン茶と比較するとずば抜けている。

ただ、甘いかどうかは、茶葉の栽培方法によるもので蒸す蒸さないとは直接の因果関係はない。

要するに、

酸化酵素を蒸すことによって失活させるのが日本茶。

酸化酵素に目一杯仕事をしてもらうのが紅茶。

酸化酵素を途中で失活させるのが烏龍茶。

日本茶は、茶摘み後の約20時間以内にスチームを当てて蒸すことによって、茶葉に緑色を残し、成分の変質を防ぐ。とりわけ顕著に残る成分はビタミンCである。

発酵の定義について、なかなかややこしく、微生物の働きによるもの、との認識が強いですが、そもそも発酵という概念が生まれた時には、微生物の働きであることが解明されてなかったようで、酵素の働きによるものも発酵とされる。

尚、鰹節は黴による発酵食品。

*発酵食品については、宮本輝氏の小説『にぎやかな天地』がわかりやすく面白い。

一保堂茶舗さんの場合、微生物による変化ではない、という意味で敢えて発酵という表現ではなく、「酸化酵素の働きを止める」という表記で統一されているようです。

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(原文)

日本茶生産高は上位から、静岡、鹿児島、京都。

(修正)

静岡、鹿児島、三重が1位、2位、3位です。

京都はもう少し下になります。

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(原文)

ちなみに京都は、露天園であっても、朝霧や照射率の関係上、覆下園のような環境もあるらしく、他の地域に比べれば、煎茶でも甘み残ってるものが多いそう。

(修正)

川霧が発生することによって、太陽の光はやさしく茶葉に注がれるため、太陽を燦々と浴びて育つ露天園栽培でも渋みは強すぎない。

*厳密に言えば、甘みというのはいろんな要素で成り立っていて、甘みはチャノキの元来の持ち味でもあるが、その個性をぐんぐんと伸ばすために栽培方法でもたくさんの努力がなされている。

京都という気候風土に恵まれた土地柄と人智の結晶。

甘みは、単に環境だけによるものではない。

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(原文)

京都本店は、『京華堂利保』のお菓子が付いてます。

(修正)

ほぼ日替わりでいろんなところの京菓子を出されています。

その後伺った際のお菓子は、『幸楽屋』さんのものでした。

謹んで以上、修正させて頂きます。

Sol

2012/01/24

『そる山』展スタート!

吉祥寺でFloorを始めて間もない頃、西荻窪にさる山はありました。

ストイックさと白の魅力は彼によって教えられた、といっても過言ではありません。

古い器に施された、金だけではなく、銀、錫、朱、黒と、物によって使い分けられた継ぎの美しさ。

その後、麻布十番に移ってからのオリジナルへの発展。

シンプルという枠をはみ出ない一癖。静けさを生み出すエッジ。

今回、京都で初のお披露目となります。

是非、さる山ワールドをSolにて、ご堪能下さい。

 

2012.1.19(Thu)-30(Mon) *24(Tue)close

*作家在廊日 22(Sun)

Sol

2012/01/19

茶の宇宙

昨年末、一保堂茶舗(以下、一保堂)さんで教えて頂いた、日本茶についてまとめてみます。

お茶の木=ツバキ科の常緑樹。その葉を発酵させたものが紅茶、半発酵させたものが烏龍茶、未発酵のものが日本茶。日本茶の場合、葉の収穫から20時間以内に蒸し、発酵をさせないことで、鮮やかな緑を保ち、甘さを閉じ込める。
日本茶には大きく分けて2つ。
・煎茶、番茶=露天園
・玉露、抹茶=覆下園
煎茶、番茶は、八十八夜、自然の太陽光の下で育つ。
収穫後、葉の大小で、煎茶と番茶に分けられる。
煎茶は、小さめで、色の淡い葉。きれいに縒れる。
番茶は、大きめで、色の濃い葉。縒れずにピンと立つ様から、柳と呼ばれる。
日本茶の場合、太陽を浴びれば浴びるほど、渋みが増し、甘みが減るらしい。
玉露は、途中途中、茶の木に覆いを掛けることで徐々に遮光率を上げていき、最後は95%までもっていくものが最高品種とされる。
太陽の光を浴びさせないことで、渋みを抑え、甘みを保つ。
抹茶は、その玉露の葉脈を取り除いたものを、石臼で挽いたもの。
*一保堂さんでは、(玉露は、露天園での煎茶にあたるので)覆下園での番茶にあたる部分は、いり番茶となるらしい。
日本茶生産高は上位から、静岡、鹿児島、京都。
土地による気温差や照射率の差でそれぞれの特色があるんだとか。
あとはお好み。
ちなみに京都は、露天園であっても、朝霧や照射率の関係上、覆下園のような環境もあるらしく、他の地域に比べれば、煎茶でも甘み残ってるものが多いそう。
茶を扱うお店でも、産地別、農園別で販売される場合と、そのお店の銘柄の味を毎年ブレンドされる場合があり、一保堂さんの場合は後者で、お茶のソムリエ的な方が、玉露・天下一という銘柄の味や香りを毎年作り上げられるそう。
煎茶、玉露とも、急須の選び方、湯温、抽出時間を守れば、目が覚めるような味わい。
そして抹茶は、究極のインスタントティ!
一度、一保堂内『嘉木』にて、淹れ方等々のレクチャーを受けながら味わってみる時間を持たれることをおすすめします。京都本店は、『京華堂利保』のお菓子が付いてます。
現在発売中の雑誌『Meets』にて、一保堂茶舗さんの取材の模様と、『大福茶(オオブクチャ)』について書かせてもらってます。
また、雑誌『考える人』に、一保堂茶舗・渡辺都さんが『京都寺町お茶ごよみ』という連載をされてます。現在発売中の号では、『急須のこと』。
ご一読頂けましたら、幸いです。
Sol

2012/01/06