At Sol, one part of the wall is painted in magenta.
This color, discovered by Goethe, is a combination of red and violet,
which respectively are the lowest and highest colors of the visible spectrum.
Red is most heavy with long wavelengths signifying Roughness.
Violet is light with short wavelengths signifying Delicateness.
Hence, in Japan, violet is commonly used to represent the highest rank.
The words, “reason is formed by the height of culture and the height of animality” represent this ideology;
when the extremities of the vulgar and the refined exist, instead of combining both and diving it in half,
it is the intuition of going both directions simultaneously.
This is what is referred to as the Middle Way in Buddhism, meaning when exact opposites exist,
one does not take what is in the center but encloses them both.
Sol’s aim to synthesize the man-made, contemporary and western, with the natural, antique and eastern,
alludes to the meaning of the color magenta, which signifies a mixture of opposite colors.
Thus, magenta is the symbol of the Middle Way.

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11月

Vol.8

それから何度かそんなコトがあってさ。だんだん感覚がマヒしてくんのよね。アレだけ「自分って変態」って思ってて、男で男がスキってまだヒトには言えなかったけど、ちょっとずつ「当たり前かもね」って思うようになっていったわ。
そうね、その感覚と共に、音楽とか洋服とかデザインとかに興味を持ち始めてね、高校卒業して大阪に出たの。
学校行きながら洋服屋サンでバイトして。すぐにほかのスタッフと仲良くなってね。その時よ。生まれて初めてのカミングアウト。
1歳年上の女よ。
「このコには言っても大丈夫かな、イヤやっぱり引かれるかな」って思いながら。でも、ウソをつくというか、自分の素ではない仮面の自分でいるコトにしんどくって、「引くなら引けば?」って、清水の舞台から飛び降りたのよ。言っちゃった。
そしたら、その女、どんな反応したと思う?
ビックリしちゃったわよ。
「そうなんやー」。以上、よ。
そうなんやー、って何よ?
アタシの悩んだ10年近くの時間はなんだったのよ?
「ちょっとは引いてくれてもイイんじゃないの?」って思ったわね。
でもね、そのコはゲイだとかオカマだとかそんな視点より、アタシ個人を見てくれてたってコトなのよね。
アタシをスキだと思うか、キライと思うか。
アタシを信用できるかできないか。
ゲイやオカマってのは付帯条件でしかなかったのよ、そのコにとってはね。
今ならわかる。うーん、それからしばらくしてわかったわね。
その女のコとは今でも仲イイわ。
くだらない話しかしないけどね。え? どんなくだらない話かって?
そうね、その女は巨根スキみたいでさ、それの自慢散々されてさ、「裂けるかと思ったわぁ」とか言うワケ。
「バカじゃないの?」って言いながら、内心「うらやましぃ」よ。
って、何を言わせんのよ、アンタ。
でね、その「そうなんやー」の後、わからなくなったのよ。
正しいって何? 
間違ってるって何? って。
なんで洋服屋で働いてんの?
洋服がスキだから。
なんでスキなの?
なんでかしら?
オシャレだと思われたいから服着てんの?
そうねぇ、それもあるわ。
でも冬、裸だと寒いじゃない?
夏だって裸で街歩くと捕まるわよ。
じゃ、暖かかったり、陰部を隠せたらなんでもイイワケ?
イヤ、気に入ったモノ着たいわよ、やっぱ。
じゃ気に入ったモノってなんなのよ?
アタシの感覚よ、それが。
じゃあアタシって誰なのよ?
って、自問自答がどんどん深くなっていって、一体自分って誰?
なんのために生まれてきて、なんで生きてるの?
生きるコトの意味は?
もう、引きこもったわね。

・・・つづく

ecocolo vol.9より

2006/11/20