At Sol, one part of the wall is painted in magenta.
This color, discovered by Goethe, is a combination of red and violet,
which respectively are the lowest and highest colors of the visible spectrum.
Red is most heavy with long wavelengths signifying Roughness.
Violet is light with short wavelengths signifying Delicateness.
Hence, in Japan, violet is commonly used to represent the highest rank.
The words, “reason is formed by the height of culture and the height of animality” represent this ideology;
when the extremities of the vulgar and the refined exist, instead of combining both and diving it in half,
it is the intuition of going both directions simultaneously.
This is what is referred to as the Middle Way in Buddhism, meaning when exact opposites exist,
one does not take what is in the center but encloses them both.
Sol’s aim to synthesize the man-made, contemporary and western, with the natural, antique and eastern,
alludes to the meaning of the color magenta, which signifies a mixture of opposite colors.
Thus, magenta is the symbol of the Middle Way.

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見ることのできないもの

  • DATE : 2012.05.14
  • Cat : Sol

『THE ZEN KAI vol.3』、昨日無事に終えることができました。

お越し下さった皆様、出演者の方々、スタッフはじめ河村能楽堂の河村さん以下お手伝い下さった皆さん、ありがとうございました。また陰ながら支えて下さった方たちにもこの場を借りて感謝の意を述べたいと思います。

こういったイベントにはトラブルはつきもの。佐治先生のお話じゃないけど、個々の持つリズムが違う、ということをうっかり忘れて自分の心拍数で相手に迫ってみたり、羽賀和尚の仰るような、今取り組んでいることに対して、もう少し丁寧に、もう少し大切に、という意識の深さが違うことですれ違ったり、で。関わる人数が多ければ多いほどその調整は難しくなり、調整している側だって一定ではないんだから、尚のこと一層。だからこそ面白かったりもするのやけど。

ここでNoと言えばややこしくなるからとりあえずYesと言うとけ、とやった結果、余計にややこしくなる、ということはよくある。Noということに対する罪悪感とか、拒否されることへの恐れから拒否することができないとかってよくあるけど、どこかで乗り越えなければ耐え続けるだけの人生になる。

自ら名乗り出ることに厚かましさを感じたりもするもんやけど、推されて出ることだけを奥床しさと捉えるのは狭量な気がする。

時計がなぜ時計回りなのかといえば、地面に立てた棒に対して動く太陽の影の回転方向を元にして作られたから。時そのものは見ることができず、空間の移動を時だと認識しているだけだということ。

お能の世界では鏡の間=死の世界から橋懸りを経て生者の世界へ、そして死者の側から生者へと語る。こちらからは見えずとも、死者だけではなく、天狗や物怪なども含むあちらからは見えていると考えていた時代。死がもっと身近で死ぬことを通して生きる意味を知る。ちなみに天狗とはサナトクマラ=コーラルのマスター(日本では鞍馬山に降り立ったとされる)。

見えないだけで存在しているなにかと、存在していないのに見ているような錯覚を抱いてるだけのなにか。

佐治先生の時間についての90分間の講演、さすがにお疲れ気味な会場の空気、ここから落語は聞く方もやる方もツラいやろうなと思いつつ、フとしん吉さんを見ると鬼の形相・・・。

正確な時を計る術を人は持ち合わせておらず、個々それぞれの時間が違うというお話で若干終了時間が伸びた先生、舞台袖でしん吉さんに一言、それを受けてのしん吉さんの枕、

「今そこで佐治先生に、時間が伸びてすみません、と言われましたが、これ如何に」。

空間に漂う気を一瞬にして自分のリズムに変える技。

そんな昨日の模様は、本日21:00よりMobileLABO.にて、1週間限定公開になります。それぞれに見所がありますので、長丁場ですが少しずつでもご覧頂けましたら幸いです。ヴォイジャーから送られてきた宇宙空間に響く地球の電波音はお聞き逃しなく。

また収支につきましては後日、新設しましたTHE ZEN KAI H.Pにてお知らせします。

次回は、いよいよというか東北にて番外編を、と考え中です。スペシャルなゲストも交えつつ、スペシャルな空間と時間を創れればと思っています。

また諸々、ご報告致します。

2012年の今年、日本で約1万5千年振りに金環日食金星食金星の太陽面通過が同時に見ることができる非常に稀な年なんだそう(佐治先生談)。

見せないものを観て、聞こえないものを聴く時間、大切にしていきたいと思います。

森田大剛・中野晴隆

THE ZEN KAI スタッフ一同