At Sol, one part of the wall is painted in magenta.
This color, discovered by Goethe, is a combination of red and violet,
which respectively are the lowest and highest colors of the visible spectrum.
Red is most heavy with long wavelengths signifying Roughness.
Violet is light with short wavelengths signifying Delicateness.
Hence, in Japan, violet is commonly used to represent the highest rank.
The words, “reason is formed by the height of culture and the height of animality” represent this ideology;
when the extremities of the vulgar and the refined exist, instead of combining both and diving it in half,
it is the intuition of going both directions simultaneously.
This is what is referred to as the Middle Way in Buddhism, meaning when exact opposites exist,
one does not take what is in the center but encloses them both.
Sol’s aim to synthesize the man-made, contemporary and western, with the natural, antique and eastern,
alludes to the meaning of the color magenta, which signifies a mixture of opposite colors.
Thus, magenta is the symbol of the Middle Way.

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自分探しの旅 vol.4

  • DATE : 2011.08.02
  • Cat : Travel

 パリまで2時間半だったか3時間だったか。新幹線で新大阪⇄東京くらいな感覚か。当時はまだ修学旅行でしか東京には行ったことがなかったけど。

指定席に着くと、なんでこんな所まで来て隣は日本人なのか・・・しかも夏、黒の長い手袋してはる女性、話さんようにしよ、と思ってたら、おもむろに地球の歩き方を読み始める黒手袋。日本人アピールか?って自意識過剰よね。でも真夏に黒い長手袋って、しかも日傘、30代、怪し過ぎるしな。トイレに行き、戻ってきたら、トイレあっちですか?といよいよ話し掛けられ、彼女のトイレ戻りに即、「なんで手袋なんですか?」と聞いてみた。単刀直入、疑問は即解消がモットー。クックックーと笑い転げて、「ワタシ、手タレなんです」と。灼けれないらしい。料理なんてもってのほか、って言うてたっけ?K女史のことは、さすがに覚えてる。帰国後、東京での最初の部屋は彼女の友人の不動産屋さんでお世話になった。更にその後、すぐご近所さんとなる。とにかくよく笑う人。お互い今回の旅の目的と行き先を述べ合うも、こちらはパリとしか決めてない、モンパルナスのホテルとセッチエム・アールってマレのホテルを2泊2泊で取ってるだけ。K女史は、どうやら片思いの美容師さんの旅に無理矢理くっ付いてきたようで、別の車両にはその美容師さんがいるらしい。なんで別の車両?美容師は1人?K女史と美容師2人での旅なら一緒に旅すりゃいいやん。でもそれはダメらしい。なんだか大人の世界は複雑。別々の2人は一緒に、パリ1週間の後、ヴェニス、フィレンツェ、ローマとイタリア1週間の予定らしい。一緒にどう?と誘われ、1週間後のイタリアツアーに同行することに。旅って面白い。
ということは、1週間以内にアパートを見つけなければならない。ピラミッドの日本の本屋で小説を買いつつオヴニを貰い、国虎屋でカツ丼食いながらチェック。
つーか憧れのパリ!ようやく辿り着いたパリ!それがなんだか肩透かし。オッシャレ~な人だけしかいないと思い込んでたのに、結構フツーな感じで、なにを想像してたんだかって感じ。K女史とは、マレのピカソ美術館で彫刻の格好良さに魅せられたり、7区のロダン美術館でゴッホのタンギー爺さんの浮世絵見て衝撃受けたり、レ・アールの映画館でなんやったっけなぁ、全然言葉もわからへんのに爆笑できた映画を見たり、した。その映画、その後、一度レンタルで見掛けて借りたけど、見ずに返してしまった。全然関係ないけど、ふと『奇人達の晩餐会』を思い出した。なんか通ずるとこがあるのかもしれん。
そうそう、セッチエム・アール(第七芸術=映画の意)ってホテルの屋根裏部屋というか梁の感じが良さげとのフィガロの記事を信じ、タクシーで向かおうと住所を見せたら、これはおかしい、と言われ、なにがなんだかやったのやけど、運転手がその辺の美容院に入って、どうのこうの聞いてる。どうやら、ホテルはマレ、4区なんやけど、セッチエムが7区との意味もあるようで、どっちなんやと。だからホテルの名前は映画という意味で7区とは関係ない、マレへ行ってよ、と言うものの、なんの説得力もなく、とりあえずホテルに電話して聞くことに。もちろんマレへ直行。かわいいホテルやったな。
似たようなことが京都でも。七条に『にじょう』という二條さんがされてる中華料理店がある。そこで京都の方と待ち合わせをしようとした際、なにを言うてはるの???的な反応で、後になって、まだ森田さんわかってはらへんわと思ててん、と。素人が正しい場合だってある。
クリニャン・クール。メチャメチャ行きたかった場所。N.Yでラリってた子が持ってたような、でも首も手足も揃ってる人形があって、それまでなら全く興味もなかったはずなのに、妙に気になって、ちょっと高かったけど、貰い受けた。かわいいアンティークの紙袋屋さんとか、本当にウキウキした。
アパートは、何軒か見たけどイマイチで、明日からイタリアという日、バスチーユ・ラップ通りでこじんまりしたメゾネットが見つかった。大家さんは日本人の絵描きのHさん。借りる部屋の隣が彼女のアトリエ兼住居。ご主人は本宅でいてはるらしい。彼女が描いた絵が何点か、借りる部屋にも飾ってあった。絵のことはわからんけど、嫌いじゃなかったな。そのうちの1枚は、今店の2Fに飾ってある。彼女の絵を古着のT-shirtsにプリントして、TDB(東京デザイナーズブロック)に出品したことも。
白い漆喰の壁、高い天井と梁の味、ベッドルームの天井の心地良い低さ、庭に面した白いタイル張りのキッチンの木枠の窓越しに見える木々花々、半地下の石の壁で夏場は冷・冬は暖の合理性、機能も心地良さも雰囲気も申し分なし。シャワールームとトイレあり、TVなし、間接照明のみ。4,400フラン/月やった気がする。フランて。星の王子様の50フラン札、かわいかったのに。