Hitした本達
- DATE : 2011.05.01
- Cat : Sol
オススメの本はありますか?
よく本は読む方ですか?
よく聞かれる質問。
少し前まで、意味不明、誰と比べてですか?と思ってたけど、今は、量ではなく、いいタイミングで欲してたことに対する答えや導き出し方のヒントを教えてくれる本に出会えてきたと、いうなれば要領がよかったという意味で、読むべき本の量としては妥当やった気がする、と答える。
そういう意味ではオススメって安易にできやしないけど、読み返す度に、全然意味捉え違えてた、もしくは、理解が浅かった、と気付かせてくれる本達を。
ここ最近のエントリーに書いたものに関してはスルー。
・原因と結果の法則 ジェームズ・アレン
*仏教でいう因果律をリリカルに。
・あるがままに生きる 足立幸子
*八ヶ岳TRAXとも繋がってた。
・波動の法則 足立育郎
*幸子さん兄。こんな世界もある、と思える???
・希望のしくみ 養老孟司・A.スマナサーラ
・わかることはかわること 養老孟司・佐治晴夫
・虫眼アニ眼 養老孟司・宮崎駿
・僕は馬鹿になった。 ビートたけし
とかやってたらAmazonから、ガウディの写真集が届きました。
夜にでもゆっくり眺めてみよ。
宇宙と数字の美しい具現。
・京の大工棟梁と七人の職人衆 笠井一子
・私の骨董 白洲正子
今日はなんとなく、紫でラベンダー。
深夜、YouTube眺めながら感じたこと。
美空ひばりにしろ、本田美奈子にしろ、森山直太朗にしろ、絢香にしろ、声で歌うというより、身体を使って気を採り入れながら、謳ってる。リズム感がいいとか悪いとかではなく、そこの空気に同調するように、自分が肉体から脱力するというか。
大野一雄氏のダンスには魅せられる。
・独特老人 後藤繁雄
に後藤さんとの対談が。
そうこうしてたらさっき、開店祝いと本を頂いた。
『SIGNS OF LIFE』Olivia Parker
人生のサイン。
人生の中で表れてくるサインなのか、人生をサインにしたのか。
きっと前者。
すごく素敵な本。
まさに今の心境。
ありがとうございました。
ボルタンスキーと並べて飾っておきます。
見てみて下さい。
こないだ、文化の反意は理化じゃないのか?と書いたけど、その辺養老先生に聞いてみたい。きっと同意得れそう。
文化=カルチャー、より進んでる、なんだかいいことのように思ってきたけど、左右のように文に寄ってるだけってことかも。
右の対極が左なら、文の対極は理、みたいな。
文は国語社会系、理は数学物理系みたいなイメージやけど、いや待てよ。
文化するということは、言語化、意識、同一性。それはデジタルであり、まさに今なんじゃないの?
理化。理とは数字を指すのではなく、理、ことわりだとしたら、自然の摂理に則すということになったりしない???
文化が発達したから都市化なわけで、脳化、なんでしょ?
佐治先生が仰った。数学の行き着く先は情緒です、と。
理化は情緒やもん。
微細で変化と差異しか無い世界。
最後にとっておきの本。
『沈黙の泉』アントニー・デ・メロ
以前、ある方から頂いた。
一昨日読んでて初めてなにが書いてあるのかが理解できた。
別に難しいことが書いてあるわけではなくて、ただ禅師の逸話が短編で収められてるシンプルな本。シンプルほど怖いことってないね。
せっかくなのでわかりやすくて短いのを一編。
「おまえには、おのれの博学がよっぽど頼もしいようじゃな。」
師はある弟子に言った。
「まるで、死刑囚が、鼻高々とおのれの独房の広さを自慢してるかのようじゃ。」
てな感じ。
博学は文化の象徴かもね。
ということで、節電するなら蝋燭の灯りで読書でも。
Sol