ド★パープル、登場!
- DATE : 2008.11.03
- Cat : chezの独り言
ド☆ピンクも大概ふざけてますけど、そんなのは比じゃないのです。
TDBのイベントなんかでお世話になりっぱなしのドラァッグクイーンのお2人が、ポルシェで紫煙をまき散らしながら、のお越し。
こないだTocoの前の理髪店のおっちゃんに、外車のお客さん多いよねぇと嫌味半分に言われたばっかやのに。今度は本気で言われるな。ちなみにTocoがオープンしたばっかの頃、宅急便が間違えてこの理髪店に配達、そのことを後でおっちゃんは、Tocoの荷物が床屋に届いた!って。もう5回目ですけど?きっとよそでも言うてはるな。かわいっ。
さて。
ド★パープルの2人、Tocoでrereのトートをオーダーしてくれはり、その後、ド☆ピンクなワシと3人、ド☆ピンクというサロンに場所を移して、お茶をしながらの昔話。
「そういや姉サン、昔~々に人を驚かせたいの!って言うてはったやん?」
「アンタ、古いこと覚えてるわねー」
「それってさ、驚かす前に自分が驚いてないと駄目ってことやん?」
「そうなの!先ず自分が発見しないと駄目なのよ!」
昔の人はええこと言わはります。
そういや上岡龍太郎が、芸人でシャブ打つヤツはアカンって言うてたんやけど、それと同じことなんやろなって思う。どういうことかというと、会場がドカーン!と笑った、その感覚はシャブなんかの比じゃない、それを味わったことがないから、シャブなんかを気持ちええと錯覚しよる、ということ。
この辺でウケるかな?では、ドカン!には至らない。先ず自分がオモロいっ!って思って初めて、ドカン!に至る可能性があるってこと。もちろん、シラ~ってなる可能性も多いにある。それを恐れて中途半端な打ち出しをすると、中途半端な結果しか得られない。
本当に満足を得たいのであるのなら、リスクを負わずして得られるはずはない。
そして今の世の中、リサーチして何が売れるか?なんてことで商品開発するから、作り手はどうにもこうにもフラストレーションが溜まるんじゃなかろうか?そんなことより、私はこれがかわいい!と思う!とか、こんなんが欲しい!ってものを本気で創ってみるから、初めて人もかわいいとか、欲しいとか、心動かされるもんじゃないのかなと思う。それは間違いなく、オリジナリティ溢れるものやろうしね。
中途半端なことやっても、ほめてくれる人はいる、けど、きっとええんちゃう~程度の反応な気がする。そしてもし、それをけなされたら、その凹みは堪え難いはず。それなら思い切りやってコケた方が、まだ諦めがつく。そしてもし、それがウケたら、その喜びこそが、真の幸せなんじゃないのかなって、今は思う。だから幸せなんて人によって違うってことやろうと思うのです。
って何度も同じことを繰り返してるな・・・。
とにかくね、平均点狙いをするから、平均点に終わるんです。なのに勝ち組に入りたいってどーいうことよ?って話です。
結局、自分自身が自分自身を超えて初めて、人を満足させることができる、自分のためにやったことが、結果、人のためになるってことなんじゃないのかなってこと。そらそうや、同じ人なんていないねんもん、人って誰?って話よね。そりゃ平均にならざるを得ないわ。前提が違う。
そんなことを言えるド★パープルな人達を、世間は冷めた目で見るのです。どーいうことよ?
で、お茶も冷めた頃、ド★パープルな2人は、温泉行くわよっと去っていきました。体の垢を落としにいくんだか、目の垢を落としにいくんだか。
もちろんその姿を冷めた目で見送ったことは、言うまでもありません。どーいうことよ?