逆折伏の必要性
- DATE : 2008.10.24
- Cat : chezの独り言
ようやく井上信治事務所の方との対談が実現。後援会かなんかのオッサンが来はると勝手に思ってたのやけど、お越しになったのは、秘書の方でした。ちょっと恐縮。
政治家なんて身近にいなくて、興味もなく、口先ばっかの胡散臭い人種、と思ってたけど、ちゃんと日本の行く末を案じてられる方もいるのだと、胸を撫で下ろす思い。ま、ぶっちゃけトーク炸裂でオモロかったってのがホンマのとこやけど。
解散総選挙が噂され、なんぼ票集めまひょ?ド☆ピンク、そちも悪よのぉ~イヒヒッ、みたいな会話がなされれば、それはそれでオモロかったのやけど、全くそんな話にはならず。勝算があるのかどうなのかわからんけど、仮に国会議員でなかったとしても、どうすりゃよくなるのか、常日頃から考えてはる人なのかもしれん。それでこその政治家やろね。
Floorやってた時に抱きまくった違和感とその考えられる原因、また田舎に来てからいろいろ気づいたことで得た、自分なりの解決策をお話しさせてもらったのやけど、なかなかに話は盛り上がって、気づけばえらく時間が経っていて、とりあえずできることから始めましょう、ってな具合に。
あきる野や西多摩に限らず、地方の過疎化問題。
じゃ観光スポット!と、ピラミッドや100mの観音様造ったところで、ねぇ。一時的に人は呼べたとしても、よそが120mの観音様造ってしまった日にゃ、そっちに流れるだけの話。そんなことより、それぞれの土地の個性があるのやから、それを売りにしていくことの方が大事じゃないのかな、と思う。目新しいものを求める心理は確実にあるけど、普遍的なものが結局は息が長いことは、もう証明済み。地方から文化的な発信をする、先ずはその環境創りからしてみたら?と思う。
他方では、企業誘致という話も出るけど、株価下落で日立のショッピングモールは閉鎖、どこかも三越が引き上げとかの中、企業側にメリットがないなら、誘致のしようもないはず。仮に企業が来ても、雇用は賃金の安い外国人労働者ってことになってる場合も多いし。
先ずそれぞれが雇用先の確保とかっていう捉え方から、もっと主体性を持つ、積極的であるってことを、教育とか啓蒙とかで、また、受け身であることに気づいてない状態を、逆折伏していくことが長い目でみて絶対的に必要と思う。
食料自給率の問題も、遊んでる農地を、興味がある人達がもっと簡単に借りれるようなシステムを創っていくことで多少なりとも改善されるんちゃうかなと思う。借りる方も、借りた以上、ちゃんと手入れをしていく責任は持たないといかんけど。市民農園とかあるけど、2年先まで空き予定なしとか。規制緩和というなら、ここでやるべきなんちゃうの?て思う。完全に需要と供給のバランスがおかしいもん。
その2つを解消するために、こういうことやってみたらどうでしょう?って話が今回やったわけです。
具体的には・・・とりあえず不動産屋さんと相談してみてから、かな。
確かに田舎に住むことのデメリットは多い、けど、メリットも当然ある。そのメリットは住んでみなきゃわからん的なことやから、またややこしいのやけど。
ま、都市の一極化が少しでも緩和されれば、というか、田舎に人が流れれば、自然と解消される問題は少なくないと思ってます。
その切っ掛けの、Salon de PinkやTocoであったらなと思うのです。