ぐるりのこと。
- DATE : 2008.04.07
- Cat : chezの独り言
最初の1時間くらいはどーしょーかと思った。
けど。
公開したら映画館行こうかな。あのシーンはスクリーンで見たいかも。
橋口亮輔監督、リリー・フランキーと木村多江主演、な映画。友人がDVD貸してくれて見せてもらいました。
見ようと思いつつ、なんか余裕なくて見れてなかったのやけど、ホンマに見れてよかった。
映画って、見る前にちょっと気合いいりません?そうでもない?さぁ見るぞって思わないとなかなか見れない。チャーリーズ・エンジェルとかだとフワ~っと見れるけど。別に馬鹿にしてるとかじゃなくって、なんとなく映画には2種類ある気がする、それだけの話。
自分のスイッチが入れ替わった時、中央線の電車の窓から見えた洗濯物に、愛しさや美しさを感じたのを思い出した。
クサいけど。
あの時、自分の人生、人生は自分のためにあるって思った。
誰のためでもなく、自分のための人生。誰がなんと言おうと自分の人生。
自分で選択しよう、していいんやって思った。
言葉では簡単なことやのに、自分の人生を生きてなかった、それまで。
自分の感覚よりも人の反応が気になって、迷って迷って生きてたことに気づいた。
些細なことを美しいと感じれることを感謝って言うんやろな。
自分の人生を生きれるようになって、余裕ができてきたのかもしれない。
そんなことを思えた映画でした。
見た方がいいよ、きっと。